パタンナーのトワールチェックって、何?

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はじめに

パタンナーのまっちゃんです。

パタンナーの仕事のメインは、デザイン画のイメージするパターンを作ることです。

デザイナーからデザイン画をもらいます。

デザイナーに寄って、いろいろ。3パターンくらい紹介します。

①スタイル画で貰う。

人が洋服を着た状態の絵です。こんな感じ。

色まで付いていない場合が多いです。

スタイル画

まあ、全体のシルエットは分かりやすいですが、細かい切り替え線などは書いてない場合あります。

その為、結構質問しないとダメ。面倒、、。バックスタイルがないし。

そこは、「お任せ」って言う人もいますが、、。

ハンガーイラストが無いので、パタンナーで書かなくてはならない手間がある。

②ハンガーイラストで貰う。

このばあい、細かいディテールが分かりやすいです。

手描きの人がほとんどです。

婦人服は、、イラストレーターで作る人は、あまりいないですね。

スポーツウエア、子供服などは、イラストレーターで作りますが、、。

私個人としたら、イラストレーター使えるので、データで欲しいところですが、、。

ハンガーイラストデータ

このまま、工場さんに仕事出す時に使えるので、有り難い。

ハンガーイラスト

③写真だけ貰う場合あります。

こんな感じのイメージで、って。

分かりやすいって言えば、そうですが、、。

例えば、こんな写真。

イメージ写真

①や②に写真を付けてくれる場合が多いです。

それなら、まだイメージ取りやすいかな。

トワールチェックとは?

コットンのシーチングを使って、実際に作ります。

縫わないくて良いですよ。ピン打ちでオッケーです。

デザイナーに寄っては、縫う場合ありますけどね。

ボディ(人体に着せます)。

ボディ

パタンナーの部屋イメージ

トワール1

このように、ピン打ちで組んで、ボディに着せます。

デザイナーに見せて、チェックしてもらいます。

その時に、「丈は2センチ短く」とか「裾の分量を全体で4センチ多くして」など指示されたり、

切り替え線を黒いテープで直されたりしますね。


デザイナーに寄ったら、30分以上掛かる場合あります。
そこで、デザインが変わったり、、。

まとめ

トワールチェックは大事です。
デザイナーのイメージする形になってないと、「組み直し」ってのもありますから。
これが終われば、後は自分のペースで出来ますので、ここが頑張り所ですね。
パタンナー
大体、1日で2型見てもらって、その日にCADでやる、って感じです。
まとめて見てもらっています。

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