使いやすい3DアパレルCADは?大阪ミシンショーに行って、3社比較、お勧め

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展示会場の画像 ファッション業界の仕事

こんにちは、現役パタンナーのまっちゃんです。

まだまだ、コロナ禍から抜けられない世の中ですが、お元気でしょうか?

私が住む関西も感染が多い状態が続ています。

マスクをする女性の画像

さて、先週、大阪ミシンショーに行って来ました。

マスク2重にして、朝から参戦!

大阪ミシンショー2022の正面画像

このブログで分かること

○今回出展アパレルCADメーカー3社(東レ、島精機、ユカ&アルファ)の最新情報

旭化成AGMSさんは不参加でした。

○3Dの使い方、使う用途、使いやすさなどを体験して来ましたので、

レポートや現役パタンナーの目での感想をお伝えします。

また、コスト面についても聞いて来ました。(フリーの方は大事ですよね?)

○将来のアパレルCAD(2D,3D)の予測(メーカーさんのご意見含む)

モノクロの洋裁ボディのイラスト

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CADメーカーの各社の現状

<東レCS(株)> 

https://www.toray-acs.co.jp/

クレアコンポは、従来からありますが、それに3Dが追加された感じですね。

画面を見ていると、ボディが出て来ますので、トワールチェックの代わりに

着装できるようです。3D上でも修正出来ます。

東レアパレルCADのカタログの内容画像

ボディ以外の人体(頭から足までのマネキン状態)でも着装出来ます。

ボディのサイズも豊富にありますし、オリジナルの作成も可能です。

ボディに着せた時のゆとり分などが、輪切りにして表示出来ます。

東レさんは、コスト面ではダントツにコスパが良いです。

使いやすいですしね。

 

<島精機> 

SDS-ONE APEXシリーズアパレルCAD | 製品ラインアップ | アパレル・インテリア | CAD/CAMシステム | 製品情報 | 島精機製作所 | コンピュータ横編機、デザインシステム、CAD/CAMシステム
3次元機能を搭載した島精機製作所の最高峰デザインシステム。横編み、織物、プリントや丸編みに特化したソフトウェアを開発し、アパレル、ファッション、テキスタイルコンバーター、インテリア、プリント関連で活躍中です。

CAM裁断している工場さんは、島さんの機種を使っています。

今回初めて、CADを実際に見ました。

2Dの操作方法は簡単ですね。

島精機アパレルCADの操作

こちらは、2D画面横にすぐ3Dの画面が出せます。

画面の切り替えをしなくて良い。

ボディと人体の着装が出来ます。

3D上での修正も出来ます。

島精機カタログ画像

ただ、シュミレーション(着装)すると動作がめちゃ遅いです。

この辺が開発段階だそうです。生地や柄などの指定操作なども、これからだそうです。

画面見ていても、不自然だったです。

<ユカ&アルファ>

アパレルCAD-株式会社ユカアンドアルファ
株式会社ユカアンドアルファのオフィシャルサイトです。アパレル、縫製業界を支えるCADシステムを筆頭に、3DソフトやWEBシステム等の提案、販売をグローバルに展開しています。

こちらの3Dは、自社で開発したソフトではありません。

CLO3Dと言いまして、韓国の会社のソフトをライセンス契約しています。

企業で使用する場合の日本代理店になります。

東レ、島精機さんとは比べようが無いくらい、洗練されています。

ユカ&アルファ CADカタログ画像

トワールチェックに重点を置いてる2社と比べて、こちらは服以外のあらゆる商材に

対応したソフトと言えます。

実際、私はこのソフトの講習「初心者コース、応用コース/計14回受講済です。

ただ、全然違うものなので、DXF(アーマ)形式に変換したデータを

取り込む必要があります。

CLOユカアンドアルファ画面

着装シュミレーション後の動作も早いです。一瞬で綺麗に着せられます。

2Dでも、パターンメークが出来ますので、便利です。

操作機能が多いところが、難点ですが、ECやプレゼンなどの高度な画像を

必要な場面では、適していると思います。

3Dの人体(アバター)が動きます。動画で保存も出来ますよ。

簡単な3社の3DCADの比較

CAD3社比較表

※島精機さんの金額(2D)、年間25万と聞いています。3Dは別料金だと思います。

以前は購入300万だったらしいです。

 まとめ

今回久しぶりにミシンショーにお邪魔しました。

コロナ禍で、デジタル化のスピードが速くなったので、3Dを導入してる企業が

増えたらしいです。

 パタンナーは2Dに慣れていますので、効率化を考えて使いたいです。
 ファーストサンプルは、3Dのデジタルトワールでして、各色はサンプルで見る。
 これで、時間とコストがカット出来ます。

ただ、アナログなデザイナー、トワールを着ないと分からないような方は、

自分の分からないことはしたく無いので、どんどん遅れていくでしょう。

ファッションの仕事

今の会社では使ってなくても、スキルアップの為に練習はしておくべきだと思います。

これから、2D,3D両方が必要になるでしょう!

とりあえず、転職サイトにも、登録しておこう!

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